Conservatory – サンルーム

Conservatory

メリー邸のサンルーム

オーブン料理愛好家の

メリーさんや

メリンダさんがいつもお料理に使っているハーブを栽培中。
英語を交えて、ハーブだけではなくスパイスなどについても、お料理への使い方、組み合わせ方、効能、ちょっとした歴史を解説していきます。

Rooms

栽培中のハーブ＆スパイス

rosemary

ローズマリー

メリー邸で一番よくつかわれるかもしれないハーブ。お肉によく合います。牛肉、仔牛、子羊（ラム）をオーブンでローストするときはもちろん、雛鳥や鳩など鶏を丸ごとローストするときにもタイムとあわせて必ず使います。白身魚と一緒にオーブンで焼いても美味だとメリーさんは語ります。

新鮮な生のディルも、ドライハーブのディルも、はたまたディルシードもよく使われます。メリー邸では、生のディルがサラダやお魚料理に結構な確率で登場します。きざんで子羊のマリネードに加えても美味。ドライハーブは、お魚をオーブンで焼くときの味付けなどに。ディルシードは、ほのかな甘味があるので、お菓子類に使うことが多いですが、ピクルスの素をつくる際にも活躍します。

dill

ディル

mustard seeds

マスタードシード

味をひきしめたいときに、何かと使われるマスタードシード。豚ヒレ肉のブロックをローストする際の味付けにマスタードシードとフェンネルシードを砕いてつかったり、ディルとあわせて白身魚をローストする際のアクセントに用いたりします。

胃にやさしいフェンネルシード。マスタードシードとあわせてロースト用の豚肉にまぶすと、美味しいだけでなく、なかなかに健康的。ほんのり甘いので、スコーンなどの味付けに使ったりもします。シードだけではなく、フェンネルはお野菜自体も使い勝手がよく、フェンネル自体をローストしたり、葉っぱをサラダに使ったり雛鳥などに添えたりします。

fennel

フェンネル

samphire

シーアスパラガス

日本語では、英語のおもかげが全くないシーアスパラガスの呼び名でよく販売されています。塩気があるので白身魚のローストに添えると相性がとてもよいとメリーさんは語ります。例えばエビなどは、もともと甘味があるので、シーアスパラガスと一緒に食べるとバランスが良い、ということもあります。

新鮮なチャービルが手に入ったならば、サラダにいれるととても美味。フランス料理のベースに使われる基本的なハーブです。繊細な味わいなので、ソースに使ったり、ハーブバターをつくったり、白身魚や鶏にあわせても楽しいです。個人的には、鹿肉のローストに添えるととっても美味しいと思っているメリーさんです。

chervil

チャービル